英語のこと」カテゴリーアーカイブ

通訳案内士としてのコメントを記事に寄せました

最近コロナで通訳ガイドとしてのお仕事はめっきり減ってしまっておりますが、かなり前、Arab News Japan様にコメントを取り上げていただきました。

たびのむし」のご紹介もいただいており、ありがたい限りです。

ところで、Senseiという単語を目にする機会がかなり増えました。もちろん日本語の「先生」から来ているわけですが、日本語の-san(~さん)同様、今後日本関係の分野では定着していくのかもなといった感を抱きます。

『翻訳地獄へようこそ』宮脇 孝雄

積んであった蔵書から早く読めと言う声が聞こえてきたので、読みました。一年以上熟成したような気がするのですけれども、さあどうでしょう。

かなりたくさんの参考文献・辞書が乗っていて、必ず再読した上で全部制覇するぞ、と誓いました。

私の生業は通訳案内士ですが、派生業務として通訳もどきや、知人の個人輸入業に関わるビジネス通訳・また、翻訳、字幕翻訳も担当します。

また、個人的には文学畑の出身であることから、文学作品の翻訳には強い興味を抱いています(それが高じて放送大学大学院に出願してるわけだし…。)

柴田元幸さんのポール・オースターの翻訳に魅了されて以来10年ほどになるのでしょうか、この夏、久々に、原作・翻訳を読み比べてみて、自分でも実験してみようとして途中で力尽きました。出版翻訳の労力にはただただ舌を巻くばかりです。(決して他が楽という意味ではないです。)

どの表現が最もしっくりくるのかを探る営みは苦しいけど楽しいし、ひらめいたと思いきや、大したことがなかったり、また逆に心に残るものであったり、そういった言葉との一期一会が翻訳にはあります。そしてそれが物語全体に大きな印象を与えたり、分析の手掛かりになるんだと思うとゾクゾクします。

その一期一会を大切にするための必須アイテムが辞書。私は辞書を通読していないのが心にずっと引っかかっています。観光英日辞書なら、とチャレンジしてみたものの、Aの項目で終わってしまいました。今までに読んだことがあるのは、子供用のことわざ大辞典と、星座の大辞典、血液についての辞典(?)ということになります。

これでは言葉を操るものとしてスタートラインにすら立てていません。
自分の言葉が正しいのか正しくないのか、人にどのような印象を与えるのかということに無頓着なまま、他者と関わっていくことなど言語道断。

日本語・英語・ロシア語において、ふさわしい言葉遣い、正しい言葉遣い、くだけた言葉遣い、そして印象的な言葉遣い、リズム感を操れるようになれたら、と夢見るばかりです。

英語での読書会

英語での読書会「えぇどく」に参加しました。
高校時代の同級生が、英語を気軽に話せる場+読書会という新しい試みを始めるそうで、記念すべき第一回目に乗り込みました。

開催報告ブログはこちら↓

ありがたいことに「たびのむし」の宣伝までしてくれてる。さすが菩薩の申し子。

その場で出会った参加者のお一人が、大学一年生の志の高い方で、私も襟を正す思いです。また、周囲でも友人・知人たちが独自のおもしろい試みを始めていて、私もアンテナをしっかり張りつつ、広く手を出していきたいなと思いました。

英語での読書会ですが、題材は英語でなくても大丈夫です。
英語を話す機会を増やしたい方、読書好きの方は是非参加してみてください。

えぇどく
http://www.eedoku.com

ポッドキャストを真面目にやり直した話

一時、日英のポッドキャストを配信していたのですが、負担が大きくやめてしまいました。

もしやブログに書いたことベースで喋れば大したことないのでは?と以前思いついてはいたのですが、他にやることに追われていて構想で終わり続けていました。今元気がなさすぎるので、何か手をつけないと崩れてしまう!と自分を奮い立たせるために録音しました。

最近はガイディング力というより、英語力、英語表現力を模索する毎日です。通訳の練習をがっつり取り入れてみたり、負荷をかけた状態で喋ってみたり、自分で言うのもおかしな話ですが、日本人としてはかなり英語が喋れる部類でしょう…。
ただ、一流の人間としてはどうなのか、となると見ている世界が違いすぎます。

追い込みすぎて少し嫌になっているときなのかもしれませんが、その時期がないとブレイクスルーがないのも経験済みなので、もう一段階上へ行くための試練なのだと思って、過ごすしかありません。

ぼちぼちポッドキャストは再開しようと思います。昔のしょうもない(というと先輩方に失礼なのですが)ものは全て消しました。さて、いつまで続くのやら…。音読練習と負荷が変わらないので、ブログを書いてさえいればやめることはなさそうですが。

こちらのページでベースとなった英日をご覧いただけます。是非ご一読ください。
ウォーキングツアーで学校の周りをじっくり堪能その一/Deep Cultural Walking Tour Around the School Vol.1

目の前の壁を認識するお話

現在左半身の皮膚の調子がすこぶる悪く、引っかいて皮膚をめくってしまうと新しい皮膚が作られないまま、大きな怪我のようになるという意味の分からない状態です。顔、耳にひどくとても嫌になります。加えて、汗疱(だったろうもの)と相まって、手のひらがゾンビ状態です。発端は手のひらでした。前の会社の最後の最後に出現し「ストレス置き土産かー」とか呑気なことを言っていたのですが、左半身全体としてここまで長引くとうんざりします。病院行っても変わらないし。

そんな中、久々に人前で英語を使うお仕事に出かけてきました。きっとこの子皮膚大丈夫かと思われていたに違いありません。それくらい一目見て痛々しくなっています。


さて、長くなりましたが本題はここからです。会話力や流暢さは落ちたようには感じませんでした。英語の思考回路というのは確立されてしまえば消えないのではないかという仮説が1ヶ月段階では真です。その先はわかりません。おそらく単語・イディオムレベルではガタついているのかもしれません。今回の業務内容は、日本語で説明された規則を英語でお話しするというもので、通訳よりはかなり軽めのものでした。心のどこか(いや、正直、大部分だと思う)で、「自分はすごい」と思ってしまっていて、この業務を目の当たりにして「でも他の人はそんなに喋れていない」と思ってしまいました。まあ傲慢なことです。

ただし、大きな反省点があります。というか、以前からわかっていて手をつけなかった部分です。この点に関して自分を戒めながら日々過ごすことになりました。ビジネスや法律、規則の英語に精通してなさすぎるというのが以前より問題視している項目なのですが、まさにここに関わります。

本当にその表現で構わないのか?日本語のニュアンスをうまく伝えられているのか?誤解を生むことはないのか?という疑問から、この表現を単語レベルでそもそも知らないということにも出会いました。ここの改善が急務であると実感しました。

具体的に何をどうするのか、は全く目途が立たず、一時英字新聞を購読したものの、さぼり癖が勝り、続きませんでした。CNNEEも一瞬だけ通訳のため手元に用意しましたが、意志の弱さにより挫折しました。しかしながら、ここ数年思い続けていることですので、やはり避けては通れない壁なのでしょう。こういうことを思うたびに、通訳・通訳ガイドに多い(とされる)「学ぶことが好き!語学が好き!」の人ではないことを実感し、向いていないのではないかと自問自答してしまいます。

7月の一か月だけでもこの分野に関する通訳に本腰を入れてみたいものです。というか入れる。